VSCodeのGitHub CopilotからAWS MCPサーバーに接続してみた。
2026年10月04日作成
エディターとプロンプトの行き来が面倒
最近、EC2を作成と削除したりしつつ、Linuxのコマンドで、ミドルウェアの設定をすることがありました。
私は、ミドルウェアやOSなどの低レイヤーの知識が浅いので、AIに頼らざるを得ないです。
この時にLinuxのコマンドをコピーして、VSCodeの拡張機能のGitHub Copoilot Chatに張り付けてAIに相談しつつ作業します。このコピペ作業が凄いめんどくさいんですよね。
そこでMCP!
Model Context Protcol(モデル コンテキスト プロトコル)ことMCP
私と同じ思いをした人がを2024年にいました。Anthropic社(Claude Codeの会社)に勤めるデイビッド ソリア パラさん
彼も、AIが届かない外部と、AIを行き来する作業をしており、この手間を省略できないかと考えました。
そこで生まれたのがMCP
AIが届かない外部と、AI その間を接続する規格を策定した。※サーバーを作ったわけではない。サーバーの規格を作ったのだ。
MCPは、AIと外部サービスの接続が出来て、ただコピペの作業を省略するだけではない。
AIにとって読みやすい(トークンを消費しにくい)形式で、外部の情報を提供する
規格なので、それに則れば、全く別のシステムでも同じことが再現可能なのである。これが大きく普及した理由でもある
今回はAWSのMCPサーバーに対して、ローカルのVSCodeから接続して、クラウドリソースを操作してみる
準備1 サーバーを探す。
MCPサーバーは基本的にサービス側が用意してくれている。社内システムのMCPサーバーなどであれば、自分で作成する必要がある。
今回は、AWSの用意してくれているMCPサーバーを利用する。つい先日、東京リージョン用がリリースされたのでそちらを使用する。
https://aws-mcp.us-east-1.api.aws/mcp
この後の選択肢として、認証情報の設定方法がある。OAuthかSigV4か。
OAuth...VSCodeからAWSのログイン画面が開き、ログインを求められる。
SigV4...AWS CLIの認証情報を流用する。
今回は、SigV4の方で認証します。
2026年10月4日時点では、VSCodeを使用したOAuthは、DCRの問題で使用出来なそうでした。
準備2 AWS CLIを用意する
AWS CLIがうまくインストールできなかった時の話AWS CLIは、コマンドからAWSのサービスを操作するためのツールです。AWS CLIにあらかじめ認証情報を設定しておき、今回のMCPサーバー接続もその認証情報使用してAWSに接続します。
準備3 uvxを用意する
AWS CLIの認証情報をそのまま使用することは出来ないので、uvxでAWS CLIの認証情報を、MCP認証用に書き加えます。
uvxとは?uvxは、Pythonのツールを一時的な隔離環境で実行するためのコマンドです。必要なツールをその都度利用できるので、PythonのパッケージをPC全体にインストールせずに実行できます。
これまでの準備した情報をVSCodeの設定ファイルへ書き込みます。
.vscodeフォルダをルートへ作成し、その中にmcp.jsonファイルを作成します。
mcp.jsonの中身は以下。
{
"mcpServers": {
"aws-mcp": {
"command": "uvx",
"args": ["mcp-proxy-for-aws-cli@latest", "https://aws-mcp.us-east-1.api.aws/mcp", "--metadata", "AWS_REGION=ap-northeast-1"]
}
}
}
準備完了
チャットからAWSリソースを確認してみる。
ツールの利用許可を聞かれるので、許可します。
プライベートな情報が含まれているので、一部隠しますが、しっかりと取得出来ました。
実際のS3バケットと一致しています。